以下が本文です。

本財団設立の趣旨

21世紀になり国民の4人に1人が高齢者になるという未曾有の高齢者社会を迎えるにあたり、古くから国民の健康維持に貢献してきた東洋療法への関心が高まっています。

また、若い人たちの間でも、肩こりや腰痛、各種の不定愁訴をもつ人が増えているほか、スポーツ分野でも注目を集めています。

その一方、伝統医療として親しまれてきた東洋療法への科学的な解明が徐々に進められつつあり、西洋医療分野でも東洋療法ならではの治療効果に着目する医療従事者・研究者も増えてきました。また、日本や中国などのアジア諸国ばかりか欧米諸国においても東洋療法への関心が急速に高まっています。現在は、まさに東洋療法が大きな飛躍を遂げる転換期とも言えるでしょう。

このような状況のもと、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の資質向上を図るために、昭和63年に関係法律の一部が改正され、試験の実施者及び免許付与者が厚生大臣にされるとともに、養成期間が延長されました。

この法改正を受けて関係7団体 (社団法人 日本鍼灸師会、社団法人 全日本鍼灸ぜんにほんしんきゅうマッサージ師会、社会福祉法人 日本盲人会連合、社団法人 日本あん摩マッサージ指圧師会、社団法人 東洋療法学校協会、社団法人 全国病院理学療法協会、全国盲学校理療科教員連盟) が母体になり、平成2年に設立されたのが東洋療法研修試験財団です。本財団では、平成4年に指定試験機関、指定登録機関に指定され、国家試験事務及び登録事務を行うとともに東洋療法を発展させるため、生涯研修・調査研究の推進、出版物の発刊などの情報活動を行い、東洋療法従事者の資質の向上に努めて参ります。

本文は以上です。